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<<   作成日時 : 2018/04/20 13:01   >>

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四回目を迎える「寺シネマ」。
上映作品は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」。アイガーの初登頂で知られるオーストリヤの登山家ハインリヒ・ハラーと少年期のダライ・ラマの交流を描いたアメリカ映画(吹き替え版を上映予定)だ。

▼ 1939年、ドイツの遠征隊に参加したハラーはヒマラヤを目指すが、第二次世界大戦の勃発によりイギリス領であったインドで捕虜になってしまう。数年の捕虜生活の後、収容所からの脱走に成功。過酷な旅の末にチベットにたどり着きダライ・ラマと交流するようになる

 ドイツを発つ時には妻に対して傲慢な態度をとっていたハラーだが、艱難辛苦の旅とダライ・ラマとの交流を経て精神的に成長していく様子が描かれ、人間ドラマに軸足を置いた演出になっている。

 ハラーら登山家を寄せ付けぬ美しくも厳しいヒマラヤ山脈の自然をじっくりと堪能できるのに加えて、五体投地をする巡礼者、砂絵の曼荼羅など伝統的なチベットの風習も紹介されていて見所満載。

▼ 個人的にこの映画で好きなシーンがある。主人公の登山家ハラーは登山の世界では数々の記録をもち名声を得て、自分を成功者だと自負している。

そんな彼にチベット人の仕立て屋の女性が「あなた達は一番になること、目立つことが大事だと考える。西洋との文化の違いね。チベットでは何かを制覇した人を褒めたたえたりはしないし、制覇しようとは誰も思っていないわ。私たちチベット人にとっては、いかに自分(我執)を捨てられるかが大事なの」と言う場面。仏教テイスト炸裂のシーンだ。

 映画の最後にはチベットが中国軍に侵略されるシーンも描かれる。その時、ダライ・ラマ14世が語る言葉もまた仏教精神に満ちている。

 「生き物は皆死を怖れる。生命は大切なものだ。そのことを思う者は人を殺したり傷つけたりしない。だから我々は平和を愛し暴力を拒否する」と。

▼ 自宅のテレビでひとり視るのと違って、参加したみんなの息づかいが聞こえる場で一つのストーリーを共有する時間を過ごす。それが映画館の原点。有縁の人が集まって同じ時間を共有するからこそ、映画が終わったあと不思議な一体感が堪能できる。そんな贅沢な御縁をお寺でどうぞ。
          〜南無阿弥陀仏〜  (No.292)


花よりも 花を咲かせた 土(努)力を誉め


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