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zoom RSS 敗者不在の中間選挙 トランプ流に米の迷い

<<   作成日時 : 2018/11/07 18:31   >>

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「新しい民主党の優位だ」と宣言する野党・民主党のペロシ下院院内総務と、「大成功だ」と指先で自賛するトランプ大統領。4年ぶりの「ねじれ議会」が生じた米中間選挙は、与野党がともに勝利宣言をする異様な姿となった。そこにはトランプ流の評価を巡る米国民の迷いが表れている。

下院の全議席と上院の3分の1を改選する中間選挙は、4年に1度迎える大統領選の中間点で実施する「裏番組」。だが今回の選挙はこれまでになく重い意味を持った。型破りなトランプ流を果たして米有権者は受け入れるのか。最初の審判の機会に、世界の視線が集まった。

中間選挙の序盤戦で多用された言葉は「ブルーウエーブ(青い波)」。反トランプを旗印に、青がシンボルの民主党が躍進するとの予想だった。野党やメディア、移民を敵視して対立をあおる政治手法には強い拒否反応が起きた。女性や若者、ヒスパニックといった層が民主支持に回るとの期待も広がった。

守勢のはずのトランプ大統領は摩擦や分断をいとわずに「米国第一」を内外で進めた。大型減税や規制緩和、中国や日欧への輸入関税、初の米朝首脳会談。急ピッチで積み上げた政策実績を支持層に訴えた。

大統領自身が一日に2カ所、3カ所を回る強行軍の遊説をこなし、好調な経済や雇用を最大限に訴えた。一時は民主に水をあけられた共和候補が上院選や知事選で急速に追い上げた例は多い。

下院の過半数は民主党が奪還する一方、上院では共和党が多数を保つ。両院を分け合う「ねじれ議会」は、トランプ流への嫌悪と好意が入り交じる有権者の微妙なバランス感覚の産物といえる。

予算や税制を議決する下院を握られ、政策が停滞しかねないというのは与党にとって痛手ではある。だが、中間選挙は与党に不利というジンクスを考えれば、大統領が土壇場で驚異的な粘りをみせたとも言える。

「敗者不在の中間選挙」という構図は、2年後に訪れる次の米大統領選挙に引き継がれる。民主党は下院の過半数を生かし、ロシア疑惑など大統領への弾劾要求やトランプ氏の経済政策の阻止に動くだろう。

一方のトランプ氏は民主党の攻撃を厳しい言葉で非難し、敵を利して強いリーダーの姿を有権者に訴え、20年の再選を狙うはずだ。

結局のところ「トランプ流」は失速せず、むしろ勢いづく。世界はこれから、その不都合な真実に向き合うことになる。(ワシントン支局長 菅野幹雄)

<日本経済新聞BP>より

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